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2018-2019年度 会長挨拶

本年度の運営方針

テーマ 「刻(とき)を愉(たの)しむ~出れば旅の空~」

2018~2019 年度 行田ロータリークラブ
会長 碓井勝也

会長挨拶

ロータリークラブには果たさねばならない役割があります。その構成員にとって素晴らしいクラブであり続けること、そして地域社会にとって有益な団体であり続けることです。

51年の時を刻んだ我が行田ロータリークラブは、ある時は社会奉仕や職業奉仕に、またある時は国際奉仕や青少年奉仕にと、そのパワーをいかんなく発揮してきました。50周年において、青少年に対する奉仕こそ天命と謳った記念事業に、“これこそロータリー”と我がクラブの誇りを肌で感じ取ったメンバーも多かったものと思います。今年度も、ロータリークラブが青少年に伝えていかなければならないことは何か?を自らに問いかけ、自分達の住む地域の歴史や伝統、暮らしのあり方などを通じて彼らの郷土愛の育成を計らなければならないと思います。また、日本遺産の認定を受けた多くの足袋蔵を始めとする歴史的遺産をどう生かせるか、ロータリーの考える戦略を提言し、地域社会にも貢献してゆきたいと思います。

私たちのクラブは近年新しい仲間をたくさん迎えることが出来ました。クラブの輝かしい歴史や事業の背景をよく理解していただき、会員でよかった、とメンバーに感じていただける例会を数多く開催できるよう地に足をつけ運営してゆく所存です。具体的には、歴史や伝統を継承している人々から経験や足跡を学び、もって自らの人生の歩みを振り返り、また夢や希望を語る人々から自分自身の明るい行く手をも思い描く、“時の刻みを愉しむ”、そんな例会にしていければと願っています。

本年度は年度中に元号が変わる、という歴史的な年度になります。昭和・平成・○○と私たちは三時代を生きることになります。行く手にはAIによる生活や社会システムの劇的な質の向上といった、少し前までは想像だにしなかった新しい時代が来るのだと思います。新しい対応が求められてきています。そんな中にあって、メンバーの多様性を容認し合い、相互協力をすることによって新しいパワーを生み出せる、そう確信しています。永い行田ロータリークラブの歴史の中で自分の生きている時代を考え、自分の眼で確かめて役に立つ事を実現していく、新天地に旅立てる、そんなクラブになれるようメンバーの協力を得てゆきたいと思います。

私たちのロータリークラブは素晴らしいものでありたいと願っています。

ロータリーにおいて自らの信念や教養を深め、委員会や例会の中に笑顔や友情を広めてゆく、これこそが私の思い描くロータリーであり、ロータリアンであります。“刻(とき)を愉(たの)しむ”この合言葉のもと、炉辺から奉仕活動に至るすべての事業を1年間運営していきたいと思います。